活動方針
1)評価基準の策定
世界医学教育連盟(World Federation for Medical Education:WFME)の国際基準に準拠した日本版評価基準を策定する。
2)評価委員の選出、評価法の確立
事業責任校、連携校委員の他、全国医学部長病院長会議医学教育質保証委員会委員、医学教育専門家等に評価委員を依頼し、外部評価を実施する。評価委員の標準化を目的にワークショップを開催し、評価法を確立する。
3)医学教育分野別認証評価試行の実施
2013年度から連携校における分野別認証評価の試行を実施し、その成果に基づいて医学教育分野別認証評価制度の確立を目指す。
分野別認証評価は次のステップで行う。
①自己点検評価による内部評価(受審校)
WFMEのGlobal Standardsに則って自己点検を実施。
②自己点検報告書を評価委員に提出
③評価委員による自己点検報告書の検証(質問、追加資料請求)
④実地現地調査
評価委員により実地調査を実施。
⑤評価報告書作成
⑥報告を受けて、受審校では改善計画を策定し、継続的改良を実行。
4)国際機関との交流
世界学教育連盟(WFME)、同西太平洋地区支部(Association of Medical Education in the Western Pacific Region: AMEWPR)、アメリカ医学教育連絡委員会(Liaison Committee on Medical Education: LCME)、 イギリス医学評議会(General Medical Council: GMC)、ECFMG、国際医学教育研究推進機構(Foundation for Advancement of International Medical Education and Research: FAIMER)らと連絡を取り、国際レベルでの医学教育質保証制度を確立する。